西日本工場工事・メンテナンスセンター.COM

段ボールをパレットへ段積みする工程において、協働ロボットでのパレタイズに変更したい

現状、梱包ラインの作業は人海戦術で一貫対応を行っているが、将来的に人手の確保が、働き手不足や、人件費の高騰により難しくなることも想定し、協働ロボットの導入を検討したいということで、ご相談をいただきました。今回、初めてロボットの導入を行うということで、先行事例としてパレットへの段積み工程を協働ロボットに置き換えられないかとお話をいただきました。また、同工程のスペースが狭く、限られているため、できるだけ省スペースでの協働ロボットシステムのご提案を希望されていました。

ファナック協働ロボット提案+その他周辺機器の選定+システム会社にて組立

まずは、ワークサイズ・積み付けパターン・タクトタイム等の必要情報のすり合わせをし、情報をもとにデータ作成を行いました。協働ロボットとしてはファナック製のものを採用しています。
今回、協働ロボットでのパレタイズが入ることにより、今まで必要であった積み付けの人員が削減でき、積み付け終了後のパレット移動のみ人力で行えばいいという状況になります。また、工業用ロボットとは違い、省スペースでの導入が可能な為、その他ラインで働く人も今までと変わらず作業ができます。さらに、導入後のアフターサービスは、組み立て作業も依頼をしたシステム会社が導入先企業の近くに拠点を持つため、トラブルなどが発生した際にもすぐに依頼が可能です。