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コンプレッサとは、圧縮したエアを排出することによって、圧縮エアを動力源とする設備を動かす装置です。コンプレッサの性能は、空気をためておく「タンク容量」と「吐き出し空気量」によって、変わります。また、ポンプの種類は、空気を圧縮する方式によって、「レシプロコンプレッサ」と「スクリューコンプレッサ」と「スクロールコンプレッサ」の3種類があります。
コンプレッサにおける注意すべきトラブルやその前兆は、主に目と耳で判断が可能です。吸い込み側フィルタが詰まりの有無、潤滑油のレベルと汚れ具合を目視で確認することで、フィルター詰まりとオーバーヒートを未然に防ぐことができます。配管から空気音が漏れていないかを耳で確認することで、圧縮エアの安定供給が可能となります。
上記のような前兆があるにも関わらず適切な処置をせずに放置しておくと、コンプレッサに様々な影響が生じてしまいます。フィルターの目詰まりが発生しているままコンプレッサを使用すると、エアの吐出量が低下し、ライン全体の圧力が降下し設備が適切な性能で稼働しなくなります。また、潤滑油の酸化はコンプレッサのオーバーヒートにつながり、消費電力が増加すると共に、破損の危険性が生じてしまいます。
これらのトラブルは、主に定期的な清掃と点検によって解決することが可能です。まず、エアの吐出量が低下した際は、目詰まりしたフィルターをエアブローで清掃することで改善されます。また潤滑油の酸化を防ぐために、定期的に潤滑油量を確認して定期的に交換することをお勧めしております。さらに、配管からの空気漏れに対しては、配管の定期点検を行うことではやめはやめに対処をおk内、ラインの全体の圧力降下を未然に防ぐことができます。
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