工場エンジニアリングのマイスターが生産現場の
お役立ち情報、サービスを提供します
Useful information
2024.10.08
省エネ・GX商材
昨今、省エネ対策はコスト削減や企業のブランド価値向上の観点からも非常に重要です。昨年からの燃料や電気料金の価格高騰に伴い、省エネによるコスト削減の重要性はますます高まっています。エネルギーコストの上昇やカーボンニュートラルへの対応が求められる中、日々新しい省エネ対策の商品をお探しの方も多いのではないでしょうか。
一方で、新しい商品や技術を導入する際には多くの留意点があるのも事実です。初期投資の高さや既存設備での対応可否、導入後の運用コストなど、導入効果に対する不安を感じる方も多いでしょう。
今回は、皆様がすぐに始められる省エネ対策の一助となる熱交換器の洗浄サービスをご紹介します。比較的気軽に始められる省エネ対策の一つであり、すでに設置されている熱交換器の洗浄を行うだけで、エネルギー効率を向上させ、コスト削減や環境負荷の軽減を図ることが可能です。
また、熱交換器は定期メンテナンスが必要な機械であるため、省エネ対策だけでなく、設備のトラブルを回避する意味でも定期洗浄の実施は重要といえます。
▼ 目次 ▼
1.熱交換器における定期洗浄の必要性コンプレッサーや冷凍機、チラーなどに広く使用される熱交換器は、一定期間使用すると内部に汚れやスケール、堆積物が蓄積します。この汚れや堆積物、スケールが本来の伝熱効率を低下させ、エネルギー効率の悪化を招きます。
シェル&チューブ式の熱交換器では、「デポジットアタック」や「インレットアタック」といった現象により、管に穴があくことがあります。これにより、漏洩や流体の混入が発生し、最悪の場合には設備の緊急停止を引き起こす可能性があります。
プレート式熱交換器においても、堆積物による伝熱効率の低下や、ガスケットやプレートの腐食・劣化が進行することで、液漏れや破損のリスクが高まります。
当社では、エネルギー効率の向上だけでなく、トラブルを未然に防ぐためにも、年に1回の定期的な洗浄を推奨しており、多くのお客様にご利用いただいています。
シェル&チューブ式はクーラカバー部を取り外し、クーラカバーと本体の管洗浄を行っていきます。管内の写真は載せることが出来ませんでしたが、クーラーカバーの洗浄も行っております。
分解作業から対応が可能です。事前に現場の状況をお伺いさせて頂く場合があります。
プレート式熱交換器の洗浄も多数手がけております。プレート式は分解をせず、現場でホースとポンプを使用して内部を効率的に洗浄します。薬品を用いた洗浄方法を採用しており、洗浄前後の写真からその効果をご確認ください。
「自社の設備は対応できるのか知りたい」「急ぎの対応も可能か教えてほしい」などご質問ございましたらお気軽にご連絡ください。
同カテゴリーのお役立ち情報
アスファルトの遮熱対策のご提案! 夏場の厳しい暑さにより、工場や施設の駐車場や通路が高温になり、作業員や設備に深刻な悪影響を及ぼし…
製品や建築物が直面する深刻な問題とは? 日々の摩耗、衝撃、化学薬品による腐食、紫外線による劣化など、私たちの製品や建築物は多くの危…
昨今、製造業ではDXとともに省エネ・GXが1つのテーマとなっています。当社でも様々な省エネ関連商材をご提案することが増えています。…
昨今、製造業ではDXとともに省エネ・GXが1つのテーマとなっています。当社でも様々な省エネ関連商材をご提案することが増えてきており…