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2024.08.06
省エネ・GX商材
日々の摩耗、衝撃、化学薬品による腐食、紫外線による劣化など、私たちの製品や建築物は多くの危険にさらされています。これらの問題は、時間とともに深刻化し、修理や交換に多大なコストがかかる可能性があります。
特に、屋外で使用される構造物や機器は、風雨や温度変化による劣化が避けられず、長期間の耐久性を確保することが課題となっています。
また、化学工場や製造業においては、化学薬品や高温・高圧環境による腐食が常に問題となり、設備の寿命を大幅に短縮するリスクがあります。
ひいては修理費用が膨れ上がり、安全性にも深刻な影響を及ぼします。
そこで西日本工場工事・メンテナンスセンター.COMがご紹介するのがポリウレア樹脂です。
ポリウレア樹脂は、その驚異的な耐久性と柔軟性で、摩耗、衝撃、化学薬品、紫外線から製品や建築物を守ります。ポリウレア樹脂の優れた特性として、高い引張強度と伸び率があります。
これにより、衝撃を吸収し、クラックの発生を防止します。また、化学薬品に対する優れた耐性を持ち、腐食性の環境下でも長期間にわたり保護効果を発揮します。さらに、紫外線による劣化にも強く、屋外での使用にも最適です。高い接着力と迅速な硬化時間により、施工後すぐに使用可能で、工期の短縮とコスト削減に貢献します。これにより、設備や建築物の長寿命化が実現し、メンテナンスコストを大幅に削減することが可能です
ポリウレアの最も特筆すべき強みは、その強度と柔軟性です。コンクリート並の強度を持ちながら、グレードによっては400%以上の伸長率を誇ります。その柔軟性がもたらす強度は、軍事施設の防爆対策としても使用されるほど。特にコンクリート基材のクラックには割れることなく追従、基材の保護に絶大な力を発揮します
ポリウレアの主な施工法はスプレー塗布。たった1日で約数百㎡の施工が可能です。さらに、速乾性にも優れ、吹付け後数秒から数分で硬化、数時間で歩行も可能に!施工の容易性と圧倒的な扱いやすさが施工の幅を広げます。
ポリウレアは耐薬性・防食性においても非常に優れています。グレードによっては50%硫酸に対し長期間に渡る耐性を有しているので、酸やアルカリによる腐食から長期間に渡って基材を保護することが可能です。また、JIS規格、塗料摩耗試験においても試験後塗膜損耗量3mgと他のライニング材料と比較して圧倒的な耐摩耗性を発揮します。耐候性にも優れ、過酷な屋外環境下でも長期間に渡って基材の保護を実現します。
ポリウレア樹脂は、 「防水・耐薬品・耐摩耗・防錆・剥落防止・耐爆発・耐熱・耐衝撃・耐紫外線」など、 優れた特徴を多く持ちあわせています。工期があまりとれず、それでいて広い範囲の防食・保護塗装をしなくてはならない場合にはポリウレアは非常に効果的な工法です。 「工期短縮」はポリウレアの大きなメリットです。 また様々な劣化要因が複合して起きる環境下において特に特性を発揮し、長期間基材を保護し続けます。
薬品タンク、防液堤、排水槽、各種化学プラント設備
薬品タンク、防液堤、排水槽、各種化学プラント設備
工場床面、ダム、畜産設備、鉱山設備
温水ピット、低温・冷凍倉庫
地下ピット、コンクリート水路、建屋屋上防水
屋根(スレート・折半)、屋外防液堤等、工場の屋根補強
近年、ゲリラ豪雨が増えており、その影響で工場や倉庫の防水対策がますます重要となっています。突発的な大雨により、工場内の機械や設備が水に浸かるリスクが高まっています。
工場では、多くの機械や設備が稼働しており、これらが水によって損傷を受けると、修理や交換に莫大な費用がかかるだけでなく、生産ラインの停止や遅延が発生する可能性があります。また、工場内ではフォークリフトや人の往来が絶えずあり、安全な労働環境を維持するためにも、防水対策は欠かせません。
そんな今すぐ取り掛かるべき工場の防水対策にもポリウレア樹脂は施工実績が多数ございます。
コンクリートをはじめ様々な素材に適応でき、防錆・防水用として使用されているポリウレタン樹脂を使用することにより、従来工法に比べて工期短縮やコスト削減が期待できます。
補強・補修工事をお考えの方は是非ご相談ください。
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